「アルタイル号の殺人」レビュー
本作は宇宙船内を舞台としたSFミステリー。閉鎖空間で起きる事件の謎を解き明かしていきます!
まったくノーマークのゲームでしたが、評判よさそうなのとオープニングセールで安かったので購入してみました。
※以前プレイした「未然探偵」と同じシナリオライターという安心感も。

プレイヤーは宇宙船アルタイル号のAI(人工知能)。
AIなので実態はありませんw

実質的な主人公はアンドロイドのフレムですね。
彼女がプレイヤーの手となり足となり動いてくれます。

物語は、爆発事故があった木星基地の残骸を回収するところからスタート。その中に宇宙生命体ホープが紛れ込んでいた・・・という展開。

船内では次々と事件が発生。これはホープによるものなのか、それとも・・・

システムはオーソドックスなコマンド選択式。と言ってもコマンド数は少なく、詰まることなくサクサクと進めることができます。ほぼ一本道。

グラフィックはなかなか綺麗ですね。
ただ、パターンが少なくて同じような画面をずっと見ている印象。テキストだけで説明されてもよくわからんな・・・と思うことも何度かありました。

イベント絵も枚数が少なく使いまわしがあったりして、低予算なゲームという感じは否めません。

ただ、本作の魅力はなんと言っても意外性溢れるシナリオ。
舞台設定は正直ありふれた印象だったのですが、二転三転する展開に次第に引き込まれていきました。

SF要素とミステリ要素がほどよく混じっているのも好み。

シナリオ勝負の本作でネタバレを避けようとすると何も書けなくなってしまうのですがw、後半はピンチの連続で、この難局をどう乗り越えていくのだろう・・・とハラハラドキドキ。このあたりの展開はお見事でしたね!

プレイ時間は5時間くらいでしょうか。
特につまるところなくスムーズにエンディングまで辿り着きました。スタッフロールが短くてビックリw

グラフィックパターンは少なくキャラクターボイスもない。シナリオ勝負の低予算アドベンチャーゲームですが、十分期待には応えてくれたように思います。特にSF好きの人だったら楽しめるのではないでしょうか。ワタシもクリア後は、久しぶりに「エイリアン」や「ライフ」などのSF映画が見たくなってきました。宇宙はロマン!と再認識できる作品でしたw
<良いところ>
- 意外性に溢れたシナリオ
- テンポよく進めることができる
- グラフィックが綺麗
- 安価
<悪いところ>
- キャラ絵やイベント絵が少ない
- ほば一本道でゲーム性に乏しい
評価:★★★★★★★(7点)