【マルコと銀河竜】クリア後の感想・評価

マルコと銀河竜～MARCO＆GALAXY DRAGON～

「とにかくCGが豊富！アニメがごりごり動く！」と評判のADVがNintendo Switchに移植！　安価なこともあり期待大で購入してみました！

プレイ開始してすぐの感想は「おお、確かによく動く！CG多い！フルボイスが素敵！」です。

この手のADVゲームは、少ないキャラクター絵や背景を組み合わせ、工夫しながら見せることが多いですが、本作はまったく違います。一回しか目にしないCGなんてざら！開発費用を回収できているのか心配になるレベルですw

一方で、ゲーム性はほとんどありません。

Aボタンを押していくだけで誰でも最後まで辿り着けます。もはやゲームである必要があるのか怪しいレベルw

ちなみにシナリオ分岐は一か所のみ。しかも、すぐに一本道に戻るので、ほとんど意味がありません。ここでは入浴シーンや水着シーンが見れるので、おそらくご褒美的な分岐なのでしょうw

また、ADVゲームはシナリオが重要なわけですが、これについては賛否両論ありそうな印象を持ちました。と言うのも、かなりクセが強く、特に序盤はついていけない場面・ノリがところどころありました。

後半はシリアスな展開になっていくので（個人的には）よかったですが、難解なSF的要素もあり、好き嫌いがハッキリ分かれそうな印象を持ちました。

クリア時間は8時間くらいでしょうか。決して多いわけではありませんが、濃密な8時間だったので物足りなさはあまり感じませんでした！

上述のとおり、好き嫌いがハッキリ分かれそうな作品なので万人には薦めづらいところもあるのですが、クリア後は「もっとこの世界に浸っていたい！」という気持ちになりました。最初はクセが強いなぁと思ったキャラクターもだんだん愛着が湧いてきますし、特に主人公とマルコとその相棒アルコの関係がすごく良いんですよね。不思議な魅力をもった作品だと思います。

体験版も出ているので、気になる人にはそちらから入ってみてはどうでしょうか！

＜良いところ＞