「ペルソナ5 タクティカ」レビュー
ペルソナ5は、2016年にオリジナル(PS4版)をプレイしただけですが、非常に面白かったことはよく覚えています! このタクティカも期待大でプレイです!
物語は、怪盗団のメンバーが「キングダム」と呼ばれる異世界に迷い込むところからスタート。
キングダムでは革命家「エル」と出会います。
エルたち革命軍と共に戦いながら、元の世界へ戻る方法を探っていくというストーリーですね。
また、キングダムでは政治家「春日部 統志郎」と出会います。
統志郎は、若き総理候補と言われるサラブレッドですが、元の世界では数日前から行方不明になっていました。この統志郎がキーパーソンとなって、ペルソナらしいジュブナイルな物語が展開されていきます。
戦闘は、ターン制のシミュレーションRPG。一度に戦場に出れるのは3人まで。銃と魔法を駆使しながら戦います。
3人は最初少なく感じたのですが、慣れてくると「これでいいかも」という感じになりましたw
ただ、大ダメージを与えるためには遮蔽物に隠れている敵を引っ張り出し、ガードを崩す必要があるのですが、その移動魔法(疾風、念動)を使えるキャラはある程度決まっています。なので、どうしても使うキャラが偏りがちに。
ガードを崩す手段はいくつかあるのですが、魔法が一番手軽で、その疾風魔法を使えるモルガナの使用頻度がおのずとアップ。反対に杏(炎)や竜司(電撃)の使用頻度は低かったですね。
また、戦闘で最大のポイントとなるのが総攻撃。
総攻撃を繰り出すためには、ダウンした敵を味方三人で囲う必要があります。枠内に入っている敵すべてに攻撃が当たるので、なるべく大きな三角形を作ることを意識。
はじめの頃はうまく決まると爽快感があって楽しかったのですが、ゲームの最初から最後までずっとこの総攻撃を狙い続ける必要があるので、ゲームに慣れてきた終盤はさすがにちょっと単調に感じました。
なお、キャラの育成は良くも悪くもシンプル。
ペルソナの装備や合体もシンプル。本編と比べるとやや物足りなく感じるかもしれません。
ただ、ベルベットルームのラヴェンツァは可愛いかったですね。こんなお茶目なキャラだったっけ?とは思いましたがw
いくらかの物足りなさを感じつつも、なんだかんだ楽しく進めて、最終的には42時間ほどでクリアできました(難易度ノーマル)。
また、今回はXbox Game Pass(サブスク)で遊んでお得感があったので、オールインワンDLCを買ってみました!
<セット内容>
・エピソード「Repaint Your Heart」
・召喚パック「ペルソナ・賊神」&「ラウール」
・武器パック「賊・シリーズ」
武器パックは正直要らなかったですね。序盤では強いのですが、すぐにもっと強い武器が手に入るので活躍するのは最初だけ。召喚パックはそこそこ嬉しい感じ。一番買ってよかったのは、やはり追加エピソードです。
追加エピソードは、本編とは独立したシナリオで、明智吾郎と芳澤かすみが登場。芳澤かすみは知らなかったのですが、P5ロイヤルで追加されたキャラなんですね。
システムは、基本的には本編を踏襲(色々シンプルにはなっています)。
ただ戦闘は、床のカラーが重要という本編とは少し違ったルールに。これはこれで一風変わってて面白かったですね。
この追加シナリオは7時間ほどでクリア。
DLCとしては満足のいくものでしたし、芳澤かすみを知ってしまったので、今度はP5ロイヤルをやりたくもなってきました!
いくつかの不満点(物足りなさ)はあるものの、しっかり計50時間遊んだわけですから、これで詰まらないと言ってしまったら矛盾しちゃいますねw 賛否両論あるみたいですが、ワタシは面白かったと思います!
怪盗団メンバーに8年ぶりに会えたのも嬉しかった!次をどうするか・・・P5ロイヤルかP3リロードか悩みどころですが、ペルソナシリーズは今後も遊び続けていきたいですね!
<良いところ>
<悪いところ>
- 幕間の紙芝居が長すぎる
- 育成がシンプルで物足りなさを感じる
- カメラワークに難あり
評価:★★★★★★★☆(7.5点)