「Fire Emblem Engage」レビュー
ファイアーエムブレムシリーズは、初期作品を除いてほとんどプレイしているので、今作も楽しみに購入しました!
とは言えガチプレイヤーではないので、難易度ノーマル&カジュアルで開始ですw!
今作の特徴は、何と言ってもタイトルにもなっている「エンゲージ」システム。
指輪に宿っている紋章士(過去作の主人公たち)を呼び出し、特別なスキル・必殺技を使うことができるというシステムです。わかりやすく言うとJOJOのスタンドのようなw
種類が多く付け替えも自由なので、この指輪、最初はわかりづらく感じました。が、理解が進むにつれ育成面・戦術面ともに面白くなってきました。
シリーズ未経験者は「このキャラ誰?」となりそうな気もしますがw、これをきっかけに過去作をプレイするのもいいですね。
戦闘は、いつも通り・・と言うか、安定したエムブレムらしい高クオリティで楽しむことができました!
紋章士を有効活用する方法など考えないといけないことは多いのですが、それが奥深さにつながっていますし、間違えてもやり直すことができるので少々大胆にいっても大丈夫。
また、これだけ育成の自由度が高いと、キャラの強さがプレイヤーによってまちまちだと思うのですが、それらを破綻させないフトコロの深さ(難易度調整の妙)はさすがだなと思いました!
ただ、今作はバランスが厳しめで、どうしても1軍キャラで戦うことが多くなる(控えキャラを育てにくい)のは気になりました。DLCがあると紋章士が増えてラクになるのですが、控えキャラを育てるはずの遭遇戦がなんでこんなに強いのか・・・疑問に感じました。
また、一部酷評も見られましたが、ワタシもシナリオはいまひとつな印象を受けました。ダイジェストを見せられているような印象で、どうにも感情移入しづらいんですよね。
ただ、後半はさすがに盛り上がってきますし、エンブレムに求めているのは育成・戦闘の楽しさなので、そこまで不満というわけではありません!
クリア時間は約120時間。
うまい人はもっと早くクリアできると思いますが、ワタシは指輪の付け替えで悩んだり、戦闘を慎重に進めたりしていたので、人一倍時間がかかったと思いますw
ただ、非常に楽しい120時間でしたし、クリア後ももっと遊びたいと思いました。次はハードに挑戦するのもいいですね(風花雪月ももう一回やりたくなってきたw)。
やっぱりエンブレムは面白い!と思わせるシリーズ集大成的な作品でした!
<良いところ>
- 見栄えのするグラフィック
- 自由度が高く奥深い指輪・紋章士のシステム
- 絶妙な難易度バランス
<悪いところ>
- ゲーム起動直後(オープニング曲)がうるさいw
- ダイジェスト的なストーリー
- 戦闘後の拠点巡りが面倒
- 通信エラー頻発 ※自分だけかも
評価:★★★★★★★★☆(8.5点)
最後にお気に入りキャラ「ラピス」のカットをいくつかw