「ピクミン4」レビュー
久しぶりのピクミン!
Wii Uの「ピクミン3」以来なので10年ぶりですね。「愛のうた」のCMソングが流行ったのはいつだったろう・・・(遠い目)
今作は、未知の惑星に降り立ち、キャプテン・オリマーらを救出することが目的。
基本的なシステムは過去作を踏襲していますが、今回は新キャラ「オッチン」の存在感がスゴいですw
トツゲキ攻撃だけでも便利なのに、さらにピクミンを運んでくれたり、オタカラのところまで誘導してくれたりとオッチン様様の大活躍。
また、システム的にも進化を遂げており、いつでもどこでも時間を巻き戻すことが可能に。もう至れり尽くせりですね。「ピクミン」(一作目)のストイックさを知っている者からすると過保護な感じさえしますw
そういうお助け要素もあって、ストーリーモードクリア自体はさほど難しくはありません。すんなり20時間くらいでクリアできました。
クリアまでは正直歯応えがなく物足りなかったのですが、クリア後のやり込み要素が充実しており、むしろクリア後のほうが本番スタート!という感じで面白くなりました。
また、ピクミン1のようなモード(オリマー遭難記)まで入っていたのはビックリ。これだけで8時間くらい遊べました。
とりあえずエリア探索100%達成したところで本記事を書いているのですが、総プレイ時間が40hを超えても、まだまだやることは残っている状態。
間口を広くしておいてクリアまでは比較的簡単。しかし、クリア後には歯応え十分のコンテンツを用意。という任天堂らしい丁寧な作りはさすがだなと思いました。評判が良いのもナットクです。
10年ぶりのナンバリングタイトルとなった本作は、既存要素と新規要素をミックスし、ボリュームもたっぷりの集大成的作品と言えるのではないでしょうか。幅広い層におすすめできるソフトです!
<良いところ>
- ピクミンが可愛い
- オッチンにより遊びやすさが向上
- クリア後のやり込み要素が充実
<悪いところ>
- 親切すぎて(スタッフロールまでは)ぬるい
- みまわしドローンが使いづらい
- 夜の探索(ヒカリピクミン)の存在感が薄い
評価:★★★★★★★★☆(8.5点)