「アラン・ウェイク リマスタード」レビュー
オリジナル(Xbox360版)が積みゲーで終わってしまったため、いつかリベンジしたいと思っていた本作。今回リマスター版をPS Plusエクストラ(ゲームカタログ)で遊んでみました!
ゲームは、人気作家アラン・ウェイクが、妻アリスと共に田舎町に休暇に訪れるところから始まります。
リマスターとは言え10数年前の作品がベースなので、最近のゲームと比較するとどうしてもグラフィックは見劣りしますね。
ただ、サイコホラーな雰囲気はバッチリ出ていますし、予想不可能なストーリーがグイグイと物語を引っ張ります!
ストーリーは、テレビドラマのように全6章で構成(以下、若干ネタバレあり)。
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プレイ開始前は、ストーリー進行がメインで、戦闘はスパイス程度に発生するのかと思っていたのですが、実際はむしろ戦闘メインだったのでビックリしましたw
戦闘は、光を当てて弱らせてから撃つというユニークなシステム。どうしても敵に接近されるので緊張感がスゴかったです!
ただ、死角となるうしろから、避けようのない攻撃をしてくることが多いのは気になりました。難易度イージーでプレイしていたので致命的な問題にはなりませんでしたが、ノーマル以上だったら苦労していたかもしれません。
また、敵や武器のバリエーションが少ないのは気になりました。
成長要素が何もないので全体的に単調な印象もあります。とは言え、プレイ時間は短め(10数時間)なので、このようなシンプルなシステムで正解だったかもしれません。
クリアしても、一部よくわからないまま残った謎もありますが、ホラーはこれくらいでよいかもしれませんね。先が読めないシナリオは最後まで楽しめました! ただ、最後アランはどこに行ってしまったのやらw
基本は2010年のゲームということで、いま遊ぶと色々気になるところはありますが、独特の魅力を兼ね備えたゲームで高評価も納得の内容でした。Xbox360当時にプレイしていればもっと楽しめたかもしれないので、なぜ積んだままにしたのか昔の自分を責めたいですw
最近発売された続編も評判良さそうなので、こちらも近いうち購入・プレイしてみたいと思います!
<良いところ>
- サイコスリラーな雰囲気
- 終始漂う緊張感
- 日本語ボイス・字幕
- 敵が登場する際の演出
<悪いところ>
- 全体的に単調で、成長要素もない
- 死角からいきなり襲われる
- ライト下が眩しすぎる
- オートセーブのみ
評価:★★★★★★★☆(7.5点)