「龍が如く7外伝 名を消した男」レビュー
桐生一馬が帰ってきた!
前作「龍が如く7 光と闇の行方」の主人公は春日一番で、もちろんよいキャラクターなのですが、やっぱり本シリーズは桐生一馬がしっくりくるなと思いました!Xbox Game Passでプレイです!
本作では、桐生一馬が「龍が如く6 命の詩」で下した悲壮な決意。そして「龍が如く7 光と闇の行方」と同じ時間軸で活躍する姿が描かれています。
表向き死んだことになっている桐生一馬ですが、それを信じていない(そして桐生を利用しようとする)組織に狙われるというストーリーですね。
基本的なシステムは、過去シリーズを踏襲。街を歩いているとチンピラに絡まれて戦闘が始まるというアレですw
このあたり正直マンネリ気味ではあるのですが、戦闘は2つのスタイルを切り替えながら闘うスタイルに進化していました。ガジェットを使って闘う姿はまるでスパイダーマンのようw
戦闘や依頼をこなしていくと能力強化が可能に。少しずつ強くなっていく過程は楽しいですね。
メインストーリーとは別に数多くのサブストーリーがありますが、赤目ネットワークというシステムのおかげであまり作業的な感じがしなかったのはよかったです。
なお、赤目=ファーストサマーウイカが、こんなにがっつり登場するとは思いませんでしたw
シリーズお馴染みのカラオケやゲームセンターはもちろんありますが、びっくりしたのは何と言ってもキャバクラ。実写だと知らなかったので初めてみたときはドキドキしましたw 次のドリームクラブはこれでいいですねw
ストーリーが進むと闘技場も登場。ここで思う存分バトルを楽しむことができます。
闘技場では仲間を集めてチームを作ったり育成したり。クリア後のやり込み要素にもなっています。真島吾朗などが使えるようになるDLCもあって、つい買ってしまいましたw
ストーリー自体は比較的コンパクト。20数時間でクリアできたのですが、そこで止めるのがもったいなくて結局実績コンプリート(1000/1000)までやり込んでしまいました!
難易度はノーマルでしたが、特別苦労したところはなく比較的スムーズに進みました。ただ、闘技場ではレベルを上げる必要があったし、クリア後の裏ボス戦も数回チャレンジすることになりました。一発ではクリアできないけど、がんばれば何とかなるという難易度調整には感心させられます。
最終的なプレイ時間は41hでした(ゲーム内表示)。ボリュームが少なめということもありますが、本シリーズの実績(またはトロフィー)をコンプリートするまでやり込んだのは初めてで、満足度は非常に高かったですね。
コンパクトながらも桐生一馬の生き様が凝縮されているシナリオも大変よかったです。次作への期待も膨らんでくるとても楽しい作品でした!
<良いところ>
- 龍が如くらしい骨太のシナリオ
- 成長 / やり込み要素
- 絶妙な難易度調整
<悪いところ>
- さすがに感じるマンネリ感
- 過去作に比べるとボリューム小さめ
評価:★★★★★★★★☆(8.5点)