戦場のフーガ
本来であれば7月29日発売の本作ですが、PS4/5版については配信ミスにより急きょ発売延期。ようやく今日(8月10日)販売再開されました。
さっそく数時間プレイしてみたので、序盤部分の紹介&ファーストインプレッションを書いてみたいと思います!
第1章
主人公は、擬人化された動物の子供たち。静かな村で暮らしています。
ところが!突然、敵対するベルマン軍に襲われ、子供たちだけで村を脱出。
逃亡中に巨大戦車「タラニス」を見つけた子供たちは、ベルマン軍に連れ去られた村人を救うため、反転戦場に向かうことに。
紙芝居イベントが終わると、いよいよ本格的にゲーム開始!
巨大戦車「タラニス」は自動的に右方向へ進み、イベントマスに止まると戦闘などが発生するという、かなり簡素化された移動システム。ただ、物語が進むと分岐が発生するなど、悩まされる場面も出てきます。
本ゲームの中心は何と言っても戦闘。
戦闘システムは、ほぼコマンド式RPGと同じで、通常攻撃(3種)、スキル、防御、アイテムの4択となっています。「スキル」はRPGの魔法と同じ。画面下のSPは、魔法のMPと考えればすぐに理解できました。
通常攻撃は、3種類ある武器のうち、敵の弱点にあったものを選択する(入れ替えながら戦う)ことが大事。ここに戦略性があります。
また、「ソウルキャノン」という取っておきの最終兵器があるのですが、これを使うためにはヒトの生態エネルギーが必要。つまり、仲間一人を犠牲にする必要があるというトンデモない兵器。
できれば、この兵器を使わずにクリアしたいところですが、果たしてそれが可能なのか・・・もう少し進めてみないとわからないですね。
システムに慣れながら進んでいくと、ほどなく第1章のボス戦に到達。
ダメージを与えても自動回復してくるのでなかなか苦労しましたが・・・
最後はなんとか撃破!
無事、第1章をクリアすることができました!
しかし、敵とはいえヒトを殺してしまったことに苦悩する子供たち。単なる勧善懲悪に終わらない、こうした世界観も本作の魅力の一つですね。
第2章
2章になるとルート分岐が出てきました。どちらに進むべきか悩みます。
また、タラニス(戦車)内では、仲間同士の交流が本格化。
仲間同士の親密度が上がると、さまざまな効果が得られます。
このあたりはファイアーエムブレムを彷彿させますね。
そうして少しずつパワーアップしながら・・・
戦闘を進めていくと・・・
各キャラクターのレベルも上がってきました。
そうこうしているうちに第2章クリアです!
現在、第3章の途中までプレイしていますが、率直にいって面白いですね。
戦闘中心のゲームですが、そのバランスが絶妙で、常に緊張感をもってプレイすることができます。時間をかけてバランス調整されたことが感じ取れますね。また、キャラクターがレベルアップすると、最初は頼りなかった子供たちが徐々に頼もしく感じられるようになってきました。このあたりは感情移入にも一役買っていそうです。
その子供たちが、戦争や生命などと対峙するシナリオもよく練られているように思います。敵とはいえヒトを殺してしまってよいのか?大勢を救うために誰かを犠牲してもよいのか?こうした葛藤に答えは出ないのかも知れませんが、今後どのようにストーリーが展開するのか楽しみです。
発売を待ちわびていた本ソフトですが、ここまでは見事その期待に応えているように思います。焦らないよう気をつけつつも、まずはクリア目指して進めたいと思います!