「深夜廻(しんよまわり)」レビュー
ボリューム少なめで手軽に遊べるゲームないかな・・・とPS Plusのゲームカタログから、このソフトを選んでみました。
※前作は未プレイ。
主人公はユイとハル。
ふたりは花火を見に行った帰り、山道で迷ってしまいます。
そこに現れたのが異形のお化け。触れたら即死(ゲーム的には少し前からやり直し)となる恐怖の存在。
この場面、茂みに隠れればやり過ごすことができるのですが、そのことに気づくまで何回もやり直しとなり、ゲーム開始直後から心を折られそうに・・・(泣)
その後、なんとか町まで戻って来たものの、ヒトの姿はどこにも見当たらず。ふたりも離ればなれになってしまい、お互いを探しまわることになります。
町では至るところにお化けが待ち構えており、まるでお化け屋敷状態。怖いわけではないのですが、攻撃手段がなく触れたら即死なので、とにかくわずらわしい。
次どこに行けばよいか明示されない上、復帰ポイント(=セーブポイント)も少なめなことから、ウリであるはずの探索がストレスになっているのは残念でした。
後半になればまた展開が違ってくるのかな・・・と思いながら進めていきましたが、基本的には変わらなかったですねw
一本道なシチュエーションが増える分、いくらか後半のほうがマシではあるのですが、ボス戦が多くなるので死亡回数はむしろ増加。トータル100回近く死にましたw
クリア時間としては10時間もかからなかったと思います。が、終始逃げまわり、リトライしまくりなので、とにかく疲れたというのが率直な感想。クリア後のやり込み(アイテム収集)もありますが、とてもその気力は湧いてきませんでしたw
ストーリーも多くは語らない系なのでいまひとつ理解しきれず。全体として、もう少し遊びやすくしてもよかったのかな・・・と思うゲームでした。
<良いところ>
- お化け屋敷を探索しているような雰囲気
<悪いところ>
- 町の探索がストレス
- 即死リトライが多すぎる
- オートセーブひとつのみ
評価:★★★★★★(6点)