「慟哭そして・・・」レビュー
セガサターン版以来なので20年ぶり!?25年ぶり!?にプレイした本ソフト。クリアした記憶がなかったのですが、その理由はプレイしてすぐわかりました。めちゃくちゃ難しいんですよねコレw 当時は、今ほど攻略情報を入手しやすくなかったので、すぐに投げ出してしまった可能性が高そう。今回はそのときのリベンジも兼ねてのプレイですw
※CERO「D」(17歳以上対象)ソフト。
プレイしたのはPS4版。クイックセーブやメッセージスキップ、ヒント機能などがついて、セガサターン版よりだいぶ遊びやすくなりました。それでも高難易度であることに変わりはありませんがw
物語は、乗っていたバスが事故にあい、見知らぬ部屋で目覚めるところから始まります。
同じ境遇の人々。
広い屋敷内を探索し、脱出方法を見つけることが本ゲームの目的です。
屋敷内を探索していると様々な出来事が発生。
猟奇的な事件・・・
不審な人物・・・
おパンツ・・・
※おパンツをはじめお色気シーンは多いです。
アイテム探索・・・
そして何より大事なのがフラグ管理。
単にクリア(屋敷から脱出)するだけだったら気にしないでいいのですが、各ヒロインとの個別エンド、さらにその先にあるトロフィーコンプまで目指すと難易度は跳ね上がり、フラグ管理が必要になってきます。
ここで話が分岐しそうだな・・・と分かりやすい選択もあるのですが、部屋を訪れる順番が違っただけで話が変化してしまう場合もあり、それらがかなり複雑に絡み合います。これを一人で解明するのは至難の業・・・。
何周かは自力で頑張ったのですが、どうしても全ヒロインの黄金ENDを見たかったので、最後はやむなく攻略サイトを頼ることに。
攻略情報どおりに操作していくので最後はかなり作業的になりましたが、おかげさまで無事トロコン達成! 無事20年前?のリベンジを果たすことができましたw
※プレイ時間は18時間くらい。
ゲームとしては、懐かしいポイント&クリックアドベンチャーだし、グラフィックもひと昔前な感じ。理不尽な難しさもある。今どきの若者にはお勧めしづらいかもしれませんw
それでも、当時にパワーを大いに感じられるこのゲームが、ワタシは大好きなんです!こうした過去の名作を、今でも遊ぶことができるのはありがたい限り。無事すべてのエンディングを見れたし大満足のゲーム体験でした!
<良いところ>
- 名作を遊びやすくプレイできる
- 1990年代っぽい背徳感のあるグラフィック
- 先が気になるシナリオ
- お色気シーン
<悪いところ>
- トロコンが自力では無理(たぶん・・)
- エンディングがあっさりめで謎が残る
評価:★★★★★★★★(8点)